男性AGA


男性AGAとは

男性型脱毛症の意味で、成人男性によくみられる薄毛の状態のことです。
額の生え際から後退していくタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、混合のタイプなどがあります。
遺伝や男性ホルモンの影響が原因と考えられていますが進行性で徐々に薄くなっていくため早めのケアが大切です。
AGAにはジヒドロテストステロン(DHT)が深く関わっていると考えられています。
DHTは5α還元酵素によって男性ホルモンの一種テストステロンから作られます。
DHTは毛母細胞の増殖を阻害し軟毛化を引き起こしたり、成長期の短縮によって十分に育たないまま脱落することでヘアサイクルを乱します。
AGA治療は乱れたヘアサイクルを元に戻す治療です。
DHT阻害によって脱毛を予防していく治療と、頭皮の血管拡張で発毛を促す治療があります。
AGAで効果が認められている医薬品はフィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3つです。
AGA治療が気になる男性はオンライン診療もしておりますのでご相談ください。

脱毛予防薬

【フィナステリド】
1mg/日 1日1回内服 
5αリダクターゼⅡ型(前頭、頭頂部)を阻害し、ジヒドロステロンDHT産生を抑制することで男性型脱毛症の進行を抑えます。
デュタステリドに比べて副作用が少ないです。
半減期が6〜8時間程度なので飲み忘れないことが重要です。
【デュタステリド】
0.5mg/日 1日1回内服 

5αリダクターゼⅠ・Ⅱ型
(前頭、頭頂、後頭、側頭部)を

阻害し、ジヒドロステロンDHT産生を抑制することで
フィナステリドと同様に抜け毛を抑えます。
フィナステリドよりもDHT生成をより
強く抑えることでより強い効果を期待できます。

効果はフィナステリドに比べて高いですが
副作用も強く出ます。

半減期が3〜5週とフィナステリドと比較して長いです。

成長ホルモン分泌を考慮し寝る前に服用することが
望ましいですが、アルコールや飲み忘れの懸念が
ある場合は毎日決まった時間にしましょう。

【デュタステリド】
0.5mg/日 1日1回内服 

5αリダクターゼⅠ・Ⅱ型
(前頭、頭頂、後頭、側頭部)を

阻害し、ジヒドロステロンDHT産生を抑制することで
フィナステリドと同様に抜け毛を抑えます。
フィナステリドよりもDHT生成をより
強く抑えることでより強い効果を期待できます。

効果はフィナステリドに比べて高いですが
副作用も強く出ます。

半減期が3〜5週とフィナステリドと比較して長いです。

成長ホルモン分泌を考慮し寝る前に服用することが
望ましいですが、アルコールや飲み忘れの懸念が
ある場合は毎日決まった時間にしましょう。

副作用や注意事項

【副作用】
性欲減退、ED、射精障害 3〜5%
その他、女性化乳房、肝機能障害、抑うつなどがあります。

フィナステリド、デュタステリドともに
同様の副作用が出る可能性があります。
副作用が生じた場合は必ずご相談ください。

また性機能障害が起こることに強い不安を感じる方、
メンタルヘルス障害など心の病気を抱えている方は
申告してください。

【効果発現まで】
治療開始から2週間から1ヶ月ごろに
古い毛髪が抜け落ちる初期脱毛が起こります。

初期脱毛は2週間から1ヶ月程度続きますが
長い方は3ヶ月のこともあります。
ここで治療をやめないようにしましょう。

4〜6ヶ月で毛髪が太くなるなどの効果を感じ始めます。

【注意事項】
フィナステリド、デュタステリドはともに
経皮吸収されるので妊娠中の女性(催奇形性の可能性)や
20歳未満の方(安全が確立されていないため)は
触れないようにします。

カプセル破損や錠剤の粉砕には注意が必要です。

男性服用での精子への移行は微量ながらありますが
胎児奇形の可能性はほぼありません。

ただし心配な場合は、フィナステリドであれば
1ヶ月の服用中止、デュタステリドであれば
6ヶ月の服用中止が必要です。

またフィナステリドは内服中及び中止後1ヶ月、
デュタステリドでは内服中及び中止後6ヶ月は献血できません。

前立腺癌検診では検査値PSA値が過小評価される
恐れがあるため、内服薬服用について申告してください。

発毛促進薬

【ミノキシジル】
1mg/日 1日1回内服 

①外用
ミノキシジル外用薬から使用します。
(副作用が少なく、発毛の可能性があるためです。)
ミノキシジル外用薬7% 60ml 
ミノキシジル外用薬12% 60ml 

毛細血管拡張を促し血流を改善することで毛母細胞を活性化し、乱れたヘアサイクルを整えて健康的な毛髪の生育を促します。

1日最低2回、抜け毛が気になる部分の頭皮に5プッシュし、4時間以上は洗い流さないでください。

【使用方法】
・洗髪後、ドライヤーでしっかり
頭皮を乾かしてから使用します。
・マッサージは塗布前に行います。
・しっかり乾燥させてから寝るようにします。
・枕などについて取れてしまうことがあります。
・整髪料なども乾燥させてから使用します。
・その他の外用育毛剤は中止します。

発毛効果に満足な場合や副作用のために
フィナステリドやデュタステリドの内服が
出来ない場合は外用薬の濃度を上げることが可能です。

4ヶ月外用薬を使用しても初期脱毛が起きない
場合にミノキシジル内服に切り替えます。

②内服
ミノタブ2.5mg 1日1回内服  

2.5mgまで処方可能です。

外用薬との併用は不要です。


副作用や注意事項

【副作用】
内服薬ではむくみ(まぶた、顔、手足など)

動悸、息切れ、胸痛、頭痛、めまい、多毛症
肝機能障害などの可能性があります。

外用薬で上記副作用はまれで、頭皮のかぶれ、
湿疹などの可能性があります。

【使用できない人、併用注意事項】
未成年、妊娠、妊娠予定、授乳中、心疾患や

血圧疾患など循環器系疾患のある方。

血圧変動による副作用の可能性があるため
風邪薬や頭痛薬に含まれるイブプロフェン、
ED治療薬、偏頭痛治療薬(イミグラン)の併用禁止、
アルコールは控えて下さい。


料金表

フィナステリド 28錠 ¥6,000 (税込6,600円)
デュタステリド 30錠 ¥7,000 (税込7,700円)
ミノタブ2.5mg 100錠 ¥7,000 (税込7,700円)
ミノキシジル外用薬7% 60ml ¥8,560 (税込9,416円)
ミノキシジル外用薬12% 60ml ¥10,700 (税込11,770円)
採血料
¥3,000 (税込3,300円)
ミノキシジル外用薬7% 60ml ¥8,560 (税込9,416円)

⚠︎

・医師の指示通りに内服、外用してください。
・他人に譲渡しないで下さい。
・原則として6ヶ月に1度採血をします。
・少なくとも6ヶ月は継続しますが、12ヶ月を過ぎて
効果が見られない場合は治療中止を検討します。

【治療継続、維持】
発毛に満足が得られた場合はミノキシジルの中止、減量をして
フィナステリド、デュタステリドの内服、ミノキシジル外用の継続で維持をはかります。
ミノキシジルタブレットの効果は徐々に弱くなる傾向があります。
状態に応じて治療の継続をします。


【治療の中止】
年齢的に気にならなくなった。
副作用のために継続不可となった。
治療費がつらくなった。
結婚などにより薄毛治療継続の必要性がなくなった。
効果が現れなかった。
など。
中止希望があればお伝え下さい。

診察料(自費)

【初診料】   2,200円(税込)

【再診料】      550円(税込)
※ドクター診察が必要ない場合は再診料は発生しません。